タバコ店主が幼女5名に性的暴行 母親が「無料」の交換条件で娘たちを差し出す
「娘を差し出せばタバコ代がタダに」などという、恐ろしい交換条件に乗る母親がいるとは…。
「貧しい家庭に生まれ女の子には、人権などないに等しい」などと表現されることがあるインド。利己主義な大人たちのせいで、不幸や犠牲を背負うのは大概が娘たちだという。そんな事件の話題を『Times of India』『Times Now News』などインドのメディアが報じ、波紋を広げている。
■店主ばかりか母親も逮捕
このほどインド・タミルナードゥ州の州都チェンナイで、タバコ販売店を経営するペルマルという48歳の男が、未成年者への性的暴行容疑で逮捕された。
幼い女の子5名に暴行を働いたことを本人も認めたが、供述のなかで「母親たちは了承している。タバコ代が無料になるならと言って、娘たちを差し出してきた」と話したことから、母親2名も事情聴取の末に逮捕されている。
■携帯電話に多数の性的動画
この事件は、ペルマル容疑者が禁じられているタバコ『グトゥカ』を販売しているという情報を受け、当局の抜き打ち調査が入ったことで発覚した。
警察が携帯電話を押収して確認したところ、4歳から13歳までの女の子5名に乱暴を働く動画が、50本近く保存されていた。当初は、児童ポルノサイトからのダウンロードだと考えられていたが、ある1本にペルマル容疑者の姿が映っていることに警察が気づいたという。
■「無料」に釣られる女たち
ペルマル容疑者は、被害に遭った女の子たちのうち2名について「30歳と28歳の姉妹の娘。その子たちの性的な動画を撮影する代わりに、タバコ代がタダになるという交換条件に乗ってきた」と供述した。
その姉妹も性的搾取の容疑で逮捕されたが、うち1人は同様の交換条件で、自身も店主と肉体関係を持っていたことがわかっている。
■近所の子も巻き添えに
被害に遭ったほかの3名の女の子たちは、親が仕事で忙しいとき、近所である姉妹の自宅に預けられていた。犯行は6ヶ月も続いたが、それぞれあまりにも幼く、我が身に起きたことを親に伝えられた子は1人もいなかった。
そのタバコ店が、性的虐待・暴行を交換条件にタバコを無料にすることを知っていた市民は多いのか、また客の側からそれを提案してくることはあったのかなど、ペルマル容疑者に対する厳しい取り調べが続いている。
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（文／しらべぇ編集部・浅野 ナオミ）
