ワクチン副反応と思い込み病院には行かず がん発症に気づかなかった女性が死亡

「副反応で体調を崩した」と信じ、医師に相談せずにいた女性。その判断が、死期に影響を与えた可能性も…?

■数週後に訪れた死

ヴィヴィアンさんは、病室で寝たきりになっても大事な人たちのことを心配し、「友達があまり悲しみませんように」と語ることもあったという。

イアンさんは「自分のことだけを考えて」と話し心身をしっかり休めるよう促したが、ヴィヴィアンさんはそのまま衰弱し、8月8日に死亡した。

イアンさんによると、体調悪化から死に至るまでの期間はわずか9週間だったという。ワクチンの副反応だと勘違いしなくても、すでに末期がんだった可能性は当然ある。それでも異変を感じた時点で病院に行っていれば、緩和ケアも含めより充実した治療を受けられた可能性はある。


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■「ワクチン接種したい」7割近く

しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に「新型コロナワクチンを接種したいか」を調査したところ、全体の33.0%が「できるだけ早く」、36.3%が「急がないが接種したい」と回答した。

新型コロナウイルスワクチン接種

ワクチンの接種後に副反応が出る人もいるが、その症状が重く長引く場合には「副反応だから」と過信するのも良くないようだ。ヴィヴィアンさんのように病気が原因のケースもあるため、「いつもと何かが違う」と思ったら、まずは医師に相談するべきだろう。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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