試食品目当てでデート相手に葬儀用花を贈る… こんなドケチ男性はアリ?
ここまで節約する男性はアリかナシか…。大半の女性が「ナシ」と答えるのではないだろうか。
アメリカ国内において、最も物価が高いといわれるニューヨーク。金を持たない者がここで暮らすには、節約のための工夫と苦労がつきまとう。
今、そんなニューヨークで1人の男性が話題になっている。彼が、ここ一番という大切なデートに持って行く花は…? イギリスの『THE Sun』など、海外メディアが面白い話題を報じた。
■プレゼントの花の出所は…
男性の名はマットさん。物価も家賃もべらぼうに高いニューヨークで、少しでも生活費を抑えようと日々涙ぐましい工夫をしているそうだ。
しかし、素敵な女性とのデートでは、花束を忘れるわけにはいかないと考えたようだ。そこでマットさんが目に付けたのは、アパートの真横にある葬儀場だった
■女性たちは「綺麗ね」
マットさんは、街角で3,000円ほどの値で販売されている花束には手が出ない。そこで、葬儀が済むと山積みになって捨てられるが、まだ生き生きとして美しい花束を少し分けてもらい、それを束にしてデートに持って行く。
葬儀用の花とは気付かず、女性たちは綺麗だと大喜び。「違いなんて分からないんだろうね。花は花なんだから」とマットさんは話している。
■無料の前菜と試食品が頼り
ある日、レイラさんという女性とディナーの約束をしたマットさんは、街でも人気の高級メキシコ料理店を予約。彼女を伴って店に入ると、無料の前菜としてチップスとサルサ、そしてお水が運ばれてきた。
チップスを食べながら、長々と時間をかけてメニューを選ぶマットさん。そのうち「お腹がいっぱいだ。別のところにしよう」と言い、まんまとお金を払わずに店を出たのだった。
普段もスーパーマーケットで試食品を大量にもらい、タッパーに詰めてご飯のおかずにするといい、周りの客や店員たちの白い目も、もう気にならなくなったという。
■必殺技は無料クルーズ
マットさんはメディアの取材に、「みんな生活が大変なのに、お金を使いすぎだ。ひと晩のデートで数万円も使い、女性に高いディナーをごちそうするなんてうんざりだね」と話す。
例えばニューヨークの夜景と飲食を楽しめる高級クルーズ船は、1人200ドル(日本円にして約22,000円)もするが、マットさんには必殺技がある。レイラさんとは、同じように夜景が楽しめ、マンハッタンと対岸のスタテン・アイランドを結ぶ無料の連絡船に乗ったそうだ。
ただし、このように節約のためなら手段を選ばない様子に、友人からは「恥ずかしくないのか」とあきれ顔で言われることもしばしばだという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)