我が子の窒息死を見事に回避 仕事中もベビーモニターで監視し続けた母親に称賛

子育てにありがちな、肝が冷える瞬間。ブランケットはやはり「下半身のみ」が賢明か。

2021/09/03 04:30

ベビーモニター

母親としての直感が働き、あわやというところで我が子を危機から救うということが、この世ではたびたび起きている。この度の話題は中国から伝えられた。母親に対し、賞賛の声が相次いでいることをイギリスの『DAILY STAR』や『Daily Record』が報じている。


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■日頃からモニターでチェック

中国・上海に住むある夫婦がこのほど、「赤ちゃんがいる皆さん、どうか気を付けてください」と、ある1本の動画をシェアした。

彼らは仕事中も幼い我が子の様子が気になるため、子供部屋にベビーモニターを設置し、いつでも監視できる状態にしていた。母親はその日、夜間のシフトで家を空けており、赤ちゃんと父親のみが自宅にいたという。

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■もがき苦しむ赤ちゃん

モニターには当初、すやすやと寝息をたてて眠っている赤ちゃんの姿が映っていた。しかし赤ちゃんが体を動かすたびに、かけてあったブランケットはずれ、徐々に顔の方へと上がっていった。

やがてブランケットは小さな顔を完全に覆い、モニターには苦しさでもがく赤ちゃんの様子が映し出されるようになった。

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■そのとき父親は?

仕事の最中ではあったが、苦しそうな我が子の声を聞き取った母親は、とっさにモニターをチェック。しかし、同じ部屋にいるはずの父親は気付く様子がない。

母親はすぐさま彼に電話をし、「ちゃんとベビーを見て。窒息しそうよ。ブランケットが顔にかぶさって苦しそう」と伝えたため、赤ちゃんは事なきを得た。赤ちゃんのすぐ隣にいたにもかかわらず、異変に気付かなかった父親。彼は、うたた寝をしていたという。


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■父親とは無責任な生き物?

その映像を見た世間からは、「さすが母親は違う。母親の愛に勝るものなし」といった賞賛の声が相次いだ。

また「同じ部屋にいながら何をしていたのか。父親はほんと役立たず!」「父親が無責任すぎる。母親が気付かなかったら赤ちゃんは窒息死していた」「子供が苦しむ声に気付かないなんて、もしかしたら実子でないのでは?」などと、父親への非難の声もあがっている。

赤ちゃんの夜泣きに母親は反射的に飛び起きるが、父親は気付かず寝たまま…というのはよく聞く話。「こんなに泣いてるのに寝ていられるのが、逆にすごい」と世の母親たちはあきれ顔だ。

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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ

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