マスク着用に反対だった男性が新型コロナ感染で死亡 妊娠中の妻と3人の子を残し…
まもなく生まれる4人目の子に会えないまま、男性は30歳の若さでこの世を去った。
新型コロナウイルスの感染拡大は、多くの人たちの暮らしと健康に大打撃を与えた。ある男性はそれでもマスクの着用は不要と考え抗議団体まで立ち上げていたが、結局は感染して亡くなってしまったことを、『The New York Times』『Metro』など海外メディアが報じた。
■マスク着用に反対した男性
アメリカ・テキサス州で暮らしていた男性(30)は反マスク派で、多くのビジネスがコロナ禍で休業を余儀なくされていることにも納得できずにいた。そこで集会を開き猛抗議したほか、団体まで立ち上げ活動を開始。
「自由に息をし、自由に行動する権利がある」「健康より自由が大事」などと主張していた。しかし男性は7月26日に体調を崩し、新型コロナウイルスに感染した可能性に気づいたようだ。
■自力で回復を目指すも…
感染を十分に意識していたに違いないが、男性は検査を受けに行くことを拒否。それでもかなり苦しかったとみられ、ビタミン剤や亜鉛サプリを大量に摂取したほか、寄生虫の駆虫薬を服用するなどしていたという。
それでも調子が良くなるわけがなく、状態はみるみる悪化。ほどなくして病院に頼らざるを得ない状況に陥った。