雷のコマ送り動画がまるで世紀末 撮影者は「空を見上げればそこは宇宙」

藤井さんがオススメの次に訪れる天体ショーは、11月19日の部分日食だ。

2021/09/01 16:15

■計50台のカメラで観察

藤井さんはしらべぇ編集部の取材に対して「動画で撮ったものを分割して、明るい部分だけをつなげて再び動画にした」と話す。フリーソフトを使っているそうだが、かなり時間がかかる作業だという。

観測用カメラ

また、静岡県富士市の実家と平塚市の自宅に計50台のカメラを設置し、2010年から本格的な観測を常時続けている。


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■次は11月の月食がオススメ

「はやぶさ2などの最新の天文学を追うのもおもしろいが、わたしたちが住んでいる日常にも不思議な世界が存在する。空を見上げればそこは宇宙」と話す。

藤井さんがオススメの次に訪れる天体ショーは、11月19日の部分日食だ。11月19日の夕方から宵(よい)にかけて、全国で部分日食が見られる。

月食とは、月が地球の影に入ることによって起こるが、地球の影によってすべて隠される「皆既月食」と一部が隠される「部分月食」がある。今回は部分月食だが、月の大部分が影の中に入り込む。月が最も欠けて見えるのが午後6時頃で、東の空に注目だ。


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■雷タイムラプス

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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