特別支援学校の女教師が男子生徒へ性的暴行 出廷を控え14歳少年の目前で自殺
パトカーが近づいたことに気づいた瞬間、容疑者はとんでもないかたちで事件を終わらせようとした。
アメリカ・ペンシルベニア州で先月、ある特別支援学級で教師をしていた女が、14歳の男子生徒に繰り返し性的暴行を働いていたとして逮捕された。身柄が保釈された後、女はその少年を呼び出し、目の前で自殺を図ったという。
ショッキングな事件の話題を、『Bucks County District Attorney’s Office』『Bucks County Courier Times』など海外メディアが伝えている。
■祖父母が被害に気づく
事件はペンシルベニア州バックス郡のフォールズにある、特別支援学校のヴァレー・デイ・スクール(Valley Day School)で起きた。
補助教員として勤務していたジェニリン・デロルフという38歳の女が、気に入っていた14歳の男子生徒へ個人的に接触し、肉体関係を持っていたことが発覚。7月15日、男子生徒の祖父母が学校に性暴行被害を訴えたことで、事実が明らかになったという。
■保釈中に再び呼び出す
警察の事情聴取を受けたデロルフは犯行を認め、未成年者性的暴行の容疑で7月23日に起訴された。10万ドル(日本円にして約1,100万円)の保釈保証金を支払うことで、身柄はいったん保釈となっていた。
そして今月22日午後、デロルフ容疑者は接近禁止命令を無視して、スマートフォンのアプリから男子生徒に連絡。呼び出すと自分の車に乗せた。
■パトカーを見た瞬間に…
ふたりが一緒に車に乗っている様子を目撃した知人が、男子生徒の家族に連絡し、通報によりフォールズ署の警察官が出動した。
午後4時15分頃、警察官たちはヴァン・サイバー湖に近いウィート・シーフでデルロフの車を発見。パトカーが近づいて停車した瞬間に、車内で大きな異変が生じた。デルロフ容疑者が拳銃を取り出し、男子生徒の目の前で拳銃自殺を図ったのだ。
■スマホで親密なやりとり
男子生徒によれば、ふたりは今年6月からアプリを通じて親密になっていった。7月からデートするようになり、「この車で3回ほど関係を持った」と話しているという。
男子生徒が16歳未満であることは、未成年者に対する性的暴行のなかでも一層重い罪として扱われる。デルロフ容疑者は予備審問のため、10月の裁判所出廷を言い渡されたばかりだったという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)