ワクチン未接種・マスク未着用の小学校教師が新型コロナ感染 児童ら26人も陽性に
コロナ禍で始まる新学期。日本の教育現場でも、徹底した感染防止対策が望まれている。
マスクをつけずに児童の指導にあたったワクチン未接種の教師から、新型コロナウイルスの感染が拡大。クラスターが発生していたことを、『People』『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■体調を崩した教師
今年の5月に、アメリカ・カリフォルニア州の小学校で働く教師1名が体調を崩した。せき、熱、頭痛の症状があったというが「アレルギーのせいだ」と考えた同教師は、その後も勤務を続行した。
この教師は新型コロナウイルスワクチンは未接種だったが、感染の可能性は考えていなかったようだ。校内ではマスクを着用するという規則があったがそれすらも破り、未着用のまま子供たちに指導していたことも分かっている。
■教師の感染が明らかに
この教師はその数日後に検査を受け、新型コロナウイルス感染が判明。体調悪化を自覚しながらも勤務を続けていたことから、児童たちにも感染が広がった。
同教師が担当する児童のうち、教壇に近い2列の席に座っていた10名中の8名が感染。後方に座っていた児童4名も感染を免れず、同教師が受け持つ児童の半数が陽性となった。
またそれだけでは感染拡大は止まらず、他の学年の児童たち6名への感染も明らかになったと報じられている。