松本人志が『ラフ&ミュージック』を引き受けた理由 笑いの世代交代

『FNSの日』を踏まえ、お笑いの世代交代を引き寄せる『ラフ&ミュージック』を考察。

ダウンタウン・松本人志

28日、『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~第1夜』(フジテレビ系)が放送され、さまざまに話題となっている。どのような番組だったのだろうか。


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■復活の『FNSの日』

『FNSラフ&ミュージック』は、『FNSの日』(フジテレビ系)、いわゆる『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)に対応する番組と目される。

中居正広とナインティナインの司会の組み合わせといえば、まさしくこの番組。今回は、そこにダウンタウンの松本人志も加わっている。

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■ハードルの高い『27時間テレビ』

『27時間テレビ』の継続が困難になったのには、視聴率低迷に加え、いつの間にやらMCが27時間寝ないで盛り上げる、ハードな『27時間テレビ』になったことがある。

当初はMCが寝るシーンを映すなど、もっと牧歌的な番組だった。しかし視聴率も問われ、番組のハードルは高まっていく。


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■リスクゆえに第3世代が担わない?

ハードな番組であり、またハードルも高いというハイリスクすぎる番組となり、MCを担えるのはまさに中居とナイナイくらいとなった。

『FNSの日』といえばビートたけし・タモリ・明石家さんまのビッグ3が代表的MCだが、彼らも高齢化し、27時間起き続けてのMCを担わせるのも酷なことと思われる。

本来ならば、その下の世代のとんねるず・ダウンタウン・ウッチャンナンチャンがMCを担うところだが、引き受けてもらえないのは、番組のただひたすらハイリスクな特性に起因するだろう。

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■「コア視聴率」というカギ