接着剤を避妊具代わりに局部に塗り… 性行為に及んだ男性が多臓器不全で死亡
ペニスに接着剤…想像するだけで痛々しい。体に悪影響だと、なぜ思わなかったのか。
コンドームの代わりに接着剤を自身のペニスに塗布し、性行為に及んだインドの男性が死亡した。そんな信じがたいニュースをイギリスの『THE Sun』や『EMINETRA』が報じている。
■ホテルで覚せい剤
今年6月22日、グジャラート州アーメダバード市のジュハプラで、サルマン・ミルザという25歳の男性が婚約者の女性を伴って、ホテルにチェックインした。
ふたりは覚せい剤を所持しており、性的興奮を高めるために、それを使用したことがわかっている。
■避妊具代わりに接着剤
次第に気分も高揚し、ふたりは性行為に及ぼうとするも、サルマンはコンドームを持っていなかった。そこで強力な接着剤を取り出し、自身のペニスにそれを塗布すると性行為に及んだという。
ジュハプラ警察によるとふたりは麻薬中毒者で、これまでも度々覚せい剤を使用してた。接着剤を避妊具として使用するのも、そのときが初めてではなかったようだ。
■翌日に男性は死亡
翌日、サルマンが自宅近くの路上で倒れているところを、友人のフィロズ・シャイクさんが発見。すぐに市民病院に運ばれたが死亡が確認され、遺体の司法解剖が行われた。
警察がこのほど、その中間報告が得られたことを発表した。死因は多臓器不全。体内に侵入した接着剤の化学成分が、複数の臓器の組織にダメージを与えたことが考えられるといい、今後は覚せい剤使用との関連性についても調べていくという。
■海外では流通も…?
この事例については、「接着剤付きシールを亀頭に乗せてしっかり貼り付けるだけで、カンタンに妊娠や性病を防ぐ効果が」と謳われる、『Jiftip』というポリウレタン製フィルムからヒントを得たのではないかと見る向きも。
その商品は海外では数年前から販売されているが、専門家は「安全性について承認されていない。ペニスに圧がかかったまま射精することは、前立腺や陰茎の痛みにつながる可能性がある」と指摘し、使用を控えるよう呼び掛けている。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)