全農が紹介した「梨の切り方」が目からウロコ これは食べやすそう…

「映えそう」「目からウロコ」梨をスティック型に切る方法を全農が紹介し話題に。スティック型にするメリットについても聞いてみた。

なしスティック

農水省作物統計調査によると、2020年度の日本なしの収穫量ナンバーワンは千葉県の1万8,200トンで全体の11%。長野、茨城、福島、栃木、鳥取の順で、この6県で全国の5割を占めている。

そうした中、全農広報部の公式ツイッターで紹介した「梨スティック」がインターネット上で話題に。


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■食べやすそうな「梨スティック」

話題となっているのは、同アカウントが今月25日に投稿した、梨をスティック型に切り分けるというアイデア。

このスティック型なしのメリットについて、しらべぇ編集部の取材に応じた担当者は、「片手で食べられるので、ながら食べができる」と話す。


スーパーにも梨が並び始めたタイミングとあって、こちらのツイートは瞬く間に拡散。ツイッターユーザーたちからは「目からうろこ」「皮まで食べられるとは知らなかった」「来客の際に映えそう」といった声があがっている。

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■つまみ食いできるのも最高

梨を写真のようにスティック型に切る方法は、まずなしを水洗いした後に、1.5センチ幅で輪切りにする。

その後、輪切りにした各スライスを縦に1.5センチ幅に切っていく。芯があるところは包丁で切り落とし、「残った部分はつまみ食いする」と担当者。棒状のスティック型に切り分けられたら、後はつまようじを刺せば出来上がりだ。

なしスティックレシピ

輪切りする前に十分冷やすと風呂上がりなどに最適。ネット上では「つまみ食いできるのも最高」といった声が。


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■完熟に近い状態で出荷

日本一の生産を誇る千葉県では、現在「豊水(ほうすい)」という品種のシーズン真っ只中。

果実は「幸水(こうすい)」より大きく、糖度が高いのが特徴で、酸味と甘味のバランスが良く、完熟した状態になるとまさに極上の味わい。また、豊水は果実に袋をかけずに栽培されるために、夏の太陽を浴びてどんどん甘くなるという。

千葉県で梨の栽培が始まったのは1769年で、「二十世紀」という品種の発祥地は同県松戸市だ。遠隔地産のなしに比べて、完熟に近い状態まで樹につけておくことができることが、人気の秘訣でもある。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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