松下洸平、井浦新が『最愛』に出演 吉高由里子主演のサスペンスラブストーリー
松下洸平と井浦新が、吉高由里子主演のTBS系ドラマ『最愛』に出演。2人の男が事件の謎と真相に対峙していく。
■不器用で人間味のある弁護士
一方の井浦が演じるのは、梨央が代表取締役を務める会社「真田ウェルネス」の法務部に所属する弁護士・加瀬賢一郎。真田家と会社を守る“番犬”であり、頭の回転が速く論理的だが、どこか不器用で人間味のある表情や気遣いを見せる一面もある。
幼い頃に両親を亡くしながらも、東大法学部を首席で卒業した苦労人で、梨央を常にサポートし、梨央も加瀬に信頼を置くように。加瀬はやがて梨央に思いを寄せるようになり、警察や世間の疑惑の目を向けられる梨央を自身のすべてをかけて守り抜こうとするという人物だ。
■すごく攻めた作品
キャストの発表に際し、松下と井浦のコメントが到着している。
松下:このような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、「またご一緒できるように頑張らないとな」と思っている中でお声がけをいただいたので、「えっ!?」と一瞬ときが止まってしまいました。
『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でもときにはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。
そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)。
■“威圧感”も楽しみ
井浦:新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は『アンナチュラル』以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほど経っているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました。
台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。「ここまで人物を掘り下げているのか」「このあとどうなっていくんだろう」と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!? と必然的に2話を早く観たくなるようになっています。
塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさがあふれてきます。あと、新井Pが後ろのほうからジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑)。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)