献血を優先し新型コロナワクチン接種が遅れ… 基礎疾患のない30代男性が死亡

善意あふれる男性が、予約してあった献血を優先。そのためにワクチン接種が遅れ、悲劇が起きた。

■医療スタッフに感謝

必死に治療にあたった医療スタッフに、妻は心から感謝しているという。特に亡くなる瞬間に立ち会った看護師は妻の気持ちに寄り添い、最後までケアしてくれたそうだ。

「ぜひ恩返しがしたい」と考えた妻はインターネットで募金を呼びかけており、「集まったお金は全て集中治療室のみなさまに提供します」「スタッフルームに置くソファー、またはスタッフのみなさんのお菓子代にするなど、使い道はお任せします」と書き込んでいる。


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■約8割「新型コロナが憎い」

しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,880名を対象に調査を実施したところ、全体の75.7%が「新型コロナが憎い」と回答した。

妻、そしてまだ幼い子供たちを残して亡くなった男性は、どんなに無念だったことだろう。

日本でも、「1回目のワクチン接種も済んでいない」という現役世代の人は意外に多い。接種希望者に早くワクチンが行き渡ること、また1日も早い収束を願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)

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