動物園入り口に貼られたポスター、どこか見覚えが… 「さすが大阪!」と反響相次ぐ
大阪の有名動物園で遭遇したポスター。インパクトの凄まじいデザインが、大きな話題となっている。
■「面白いことに全力」な大阪スタイル
なおツイッター上には「これってパクリでは…?」「面白いけど、権利とか大丈夫?」といった声も見られたが、心配するまでもなく同ポスターは、天王寺動物園とTOHOマーケティング・関西営業所がタッグを組んで生み出した、由緒正しき「公式ポスター」である。
ポスターのタイアップについてはTOHOマーケティングからの提案とのことで、担当者は「関西でも『ゴジラ vs コング』を盛り上げるべく、面白いタイアップができそうな天王寺動物園さまにお声がけ致しました」「今回のタイアップを通して、多くの方に作品へご興味を持って頂ければと思います」と、企画実現までの経緯を語ってくれた。
なお、動物園の園長もかなりノリノリで「天王寺動物園の希少動物」「自然の保護か、自然との共存か」といったキャッチコピーは、園長のアイデアというから微笑ましい。
■天王寺動物園とは?
映画の魅力はもちろん、大阪独自のユーモアセンスを見事に体現してくれた天王寺動物園の歴史は古く、開園日はなんと1915 年(大正4年)1月1日。2015年には開園100周年を迎えた、関西を代表する動物園だ。
約11ヘクタールにもおよぶ園内には約180種、1,000点もの動物を飼育しており、都心のオアシスとして多くの利用客で賑わっている。
ちなみに話題のポスターは7月19日から25日までの期間、御堂筋線天王寺駅のビジョンにも掲出していたのだが、現在は大阪市立美術館から新世界に向かってのびる歩道上、動物園ゲート、園内のみで確認可能。
映画の公開終了日まで掲出予定とのことなので、ぜひその目でど迫力のポスターをチェックしてみてほしい。
【施設紹介】
「天王寺動物園」
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−108
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)