菅義偉首相に痛恨の一撃 横浜市長選で野党統一候補・山中竹春氏が圧勝
コロナ第5波のただ中で行われた横浜市長選は、野党統一候補・山中竹春氏の圧勝に。政局への影響も。
■田中演説に目立った聴衆
田中陣営はネット選挙と田中候補による街頭演説に特化した。最終演説のたまプラーザ駅前には600人の聴衆が詰めかけた。19日、20日の朝日新聞による固定電話の情勢調査では、支持率が1.6%だったから、次につながる大健闘だった。
横浜市政の課題をとつとつと街頭で訴えたが、「スガ効果」で政権交代選挙の前哨戦になったことから、その中でだいぶ票をとったといえよう。
■石破茂氏しか応援に来なかった小此木氏
小此木氏は序盤では優勢とされていた。しかし、日に日に支持率は下がっていった。神奈川県選出の議員に小泉進次郎環境相、河野太郎ワクチン担当相、三原じゅん子参院議員がいるのに誰一人として応援に入らなかった。
2回、応援に入ったのは、人気がある石破茂元防衛相のみ。最終演説も石破氏が立ったが、みんな石破見たさに来ていて、小此木氏の票に結びついたか甚だ疑問だ。