レジ袋有料化で約3割の人が感じていること 「後ろから圧を…」
レジ袋の有料化で一部の人が感じ始めた「レジ圧」。約3割の人が感じていた…。
2020年7月から始まったレジ袋の有料化。コンビニでは店員から会計時に「袋いりますか?」と声をかけられることが当たり前になり、多く人がエコバッグを持参するようになった。
そんな生活が始まってから1年が経つが、決して少なくない人々が“レジ圧”を感じていることが明らかに。
■3割超が「レジ圧」を感じていた
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女384人を対象に実施した意識調査では、全体で34.4%の人が「レジでマイバッグに商品を詰める際、後ろに並んでいる人から『圧』を感じた経験がある」と回答。
男女別に見てみると、男性は29.5%、女性は39.3%と女性のほうが高い割合に。
■袋詰めにもたついてしまうという女性は…
「レジ圧」を感じるという20代女性は「コンビニはとくに感じますね」と語る。コンビニで購入した商品をマイバッグに入れる際、レジで詰めなければならないことが多いが、袋詰め経験があまりない女性はもたついてしまうという。
すると、「自分が遅いのが悪いんですけど、後ろに並んでいる人に悪いと感じてしまって…そういう感覚も含めて、後ろから圧を感じる気がします」と話した。
一方で、全く気にしないという人も。40代男性は「今の社会のシステム的に、マイバッグが推奨されていて、レジで袋に詰める時間はどうしてもかかってしまう。これに関しては、自分に非はないので気にしません」と語った。
■情報番組でも話題に
過去には『グッとラック!』(TBS系)で同様の問題について取り上げた際、ロンドンブーツ1号2号・田村淳も「レジ圧」について共感。
自身は商品をスキャンしたら、その場ですぐマイバッグに詰めているため時間はかかっていないとしつつも、「きっとレジ圧を感じているから、後ろの人を待たせたくないなって思いから(商品をすぐにマイバッグに)入れているんだと思う」と振り返っていた。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)