ビートたけし、自宅療養者が相次ぐ現状に鋭い指摘 「始めのこと考えると…」
ビートたけしが、新型コロナウイルス感染者の自宅療養が続く現状を分析し、苦言を呈した。
■たけしが現状に苦言
たけしは自宅療養者が続出している現状について、「コロナで、もう何年目になるんだろう。始めのことを考えると、SARSとかああいうような感じがして、コロナが最初に出回ったというか、日本に入ってきてるみたいなときは、陽性の人は隔離しましたよね」とコメント。
そして、「隔離したのが、今は自宅に帰って療養するって、真逆ですよね。これはやっぱり、医療体制ってのは、ちょっとナメたのかね」と現在の自宅療養者が相次いでいる現状に苦言を呈した。
その後現状の問題点が議論され、東国原英夫は「強制性のある法改正。つまり政府あるいは医療機関に対して『ベッドを増やせ』あるいは『医療従事者を増やしてくれ、来てくれ』というような強制性のある法整備になっていく」と分析していた。
■政権のコロナ対応に不満の声も
新型コロナウイルス感染拡大から1年半程度経過しているにもかかわらず、8月に入ると1日の新規感染者が過去最多を更新する日が全国で相次ぎ、状況は改善されるどころか悪化している。
そのような情勢で、有効な対策を打ち出せていない政府のコロナ対応に、不満を感じる人も多い。しらべぇ編集部が今年4月に実施したツイッター調査では、84.4%が「菅政権のコロナ対応は不十分」と回答した。
誰もがコロナに感染する可能性があるなかで、病院に入れないという事態が発生している昨今だけに、たけしの苦言に共感した視聴者もいたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)