母親の入れ歯を壊された腹いせに… 24歳の男が6歳女児を殺害・遺棄し逮捕
「小さい子供はかわいい」と思う人ばかりではない。ある男は隣家の女児に腹を立て、殺意を抱いた。
隣の家で暮らす女児に入れ歯を壊され、とても困っていた女性。その様子を見た息子は「許せないガキだ」と腹を立て、取り返しのつかない凶行に及んでしまった。事件発生までの経緯を、『Times Now』などインドのメディアが報じている。
■女児が壊した入れ歯
インドで暮らしていた6歳の女の子は、農業を営む家族に愛され静かに暮らしていた。隣家で暮らす人々も同じく農業従事者だったため、ある程度の接触や接点はあったようだ。
そんな中、今から2ヶ月ほど前に女の子は隣家の女性が使用していた入れ歯を見つけ、それを誤って壊してしまった。
だが女の子の家族、また女性のほうも新しい入れ歯をすぐに購入することは困難だったとみられ、女性は入れ歯に頼らず暮らすはめに。歯がないせいで、食事をすることさえ困難になってしまった。
■女性の息子がブチギレ
「隣のガキのせいで、おふくろはメシも食えなくなってしまった」。そう考えた女性の息子(24)は腹を立て、隣人一家、そしてとりわけ入れ歯を壊した女の子を恨むようになった。
男は女の子の家族に文句を言いに行っては怒りをぶちまけるようになり、そのたびに口論が勃発。隣人関係は完全に崩れ、男はしだいに殺意まで抱くようになっていった。