がん闘病中の級友のため「1億円集めたい」 小学生男児が先導し手作り菓子販売へ

優しい母親の助けを借り、同級生のためにお菓子を販売することを決めた男の子がいる。

教室・同級生・小学生

大事なクラスメートがステージ4のがんに…。急速に体調が悪化していることを知って胸を痛めた男の子が、サポートするべく動き出したことを、『People』などアメリカのメディアが報じている。


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■がんを患った女児

アメリカ・アイダホ州で暮らすマディーちゃん(10)は小さい頃にがんを患い、治療を受けて回復。普通の暮らしを再開して7年が経過したが、今年4月にがんの再発を宣告された。

今回はステージ4と極めて深刻な状態で、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)のほか肝臓などにもがんが転移していることが明らかに。そこですぐに化学療法とそれに続く大手術にも耐えたが、回復後に待っているのは再びの化学療法と放射線治療だという。

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■サポートを決めた同級生

同じ学校に通うジェロッド・ニューバーンくんは、同級生であるマディーちゃんの闘病に胸を痛め「僕にもできることはないか」と考えた。そこで母親のジェシカさんに相談し、手作り菓子の販売会を開くことを決意。学校で開催すること、そして開催日時も決まったという。

多くのお金を集めてマディーちゃんの家族に送ることを目標に、ジェロッドくんや関係者は準備に追われている段階だ。ジェシカさんは地域住民にも声をかけ、「一緒にマディーちゃんとご家族を支えましょう」と協力を呼びかけている。

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■目標金額は「1億円です」