子供たちの目の前で飼育員がワニに襲われ… 勇敢な父親が背中に飛び乗り救出成功
勇気ある父親が、迷うことなく水槽へ。震え上がる子供たちの前で、見事に飼育員を救った。
■英雄と呼ばれた男性
「このままでは腕がちぎれてしまう」と考えた男性がワニの体をグッと押さえつけたところ、ワニも苦しくなったとみられ、一瞬だが口を開けたという。その瞬間に今度は別の保護者が水槽に駆け寄り、負傷した飼育員を水槽から引っ張り出した。
アメリカのメディアはこの見事な救出の様子を収めた映像を公開し、勇気ある男性を「英雄」と称賛した。
■飼育員のコメント
飼育員はその後すぐに病院に搬送され、手術を受けた。傷は完治する見込みだと明かし、「あの瞬間は『かなりヤバいな』と思いました」と襲われた瞬間を回顧。
施設の関係者もメディアの取材に応じ「まさか(男性が)飛び込んで救ってくださるとは思ってもいませんでした」「本当に感謝しています」と語り、「おかげで飼育員は腕を失わずにすみました」「助けていただかなければ死んでいたかもしれません」とやはり感謝を表している。
ちなみにこの勇気ある男性は、新妻の連れ子と一緒に施設を訪れていたのだという。勇敢でかっこいいパパができたことを、子供も誇りに思っているに違いない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)