ドン・キホーテ、下心が丸見えすぎる… ぬいぐるみコーナーの「違和感」が話題
ドン・キホーテのぬいぐるみコーナーに、奇妙なポケモンの姿が…。その正体に、ツッコミの声が多数寄せられている。
■売り場スタッフも完全にノリノリだった
ポケモンの人形かわいいー!
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— ゆたぴ@復活 (@yutapiandaba) July 22, 2021
まずは件のツイートの映像を元に、2階のバラエティグッズコーナーを散策…する予定だったのだが、1階の時点で至る所にドンペンのぬいぐるみを発見。
この辺りで既に、他店舗とは「一線を画す」感がヒシヒシと伝わってくる。
目当てのぬいぐるみゾーンに突入すると、そこにはポケモンたちに紛れて「え、自分ポケモンですけど、何スか?」とでも言わんばかりに、一切迷いのない顔つきのドンペンを発見。
よく見ると「ペンギン」を模したデザインのポケモンであるポッチャマの横に配置されているうえ、値札に「ボクもポッチャマみたいになりたい…」と、内なる思いが記されているのが興味深い。これに対し、ポッチャマ側には「隣りのペンギンが見てくる…」というアンサーが登場するのも高ポイント。
他にもヒトカゲのぬいぐるみには「わたしが最初に選んだポケモン!」と元気いっぱいなコメントが添えられており、幼き頃に同じくヒトカゲを選び、カスミのスターミーにボコボコにされた思い出のある記者は思わずエモい気分になってしまった。
なお同フロアでは『デジモンアドベンチャー』のキャラに紛れてドンペンが配置されていたりと、ドンペンの生息範囲がかなり広いことが伺える。
■店舗独自の「後遺症」がヤバい
しかしこの辺りから記者の体に異変が起こり始める。そう、店内にて「水色で丸っこいフォルムをしたぬいぐるみ」を見ると、脳が反射的に「ドンペンか!?」と認識してしまうのである。
ドラえもんをドンペンと見間違えるのは序の口で、さらにはサンリオキャラのハンギョドンまでもドンペンに見えてきたから恐ろしい。というかハンギョドンを大量に配置している辺り、これもうドンキも狙ってるだろ…。
記者は続いてノリノリすぎる梅田店の舞台裏をめぐり、ドンキを運営する『パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス』(PPIH)に詳しい話を聞いてみることに。
■新種ポケモン・ドンペン爆誕の経緯
ポケモンの中にドンペンが電撃加入した経緯を尋ねると、担当者は「前提としまして、ドン・キホーテ梅田本店は、ドンペンやポケモン、サンリオキャラクターのグッズを身に付けられているお客さまが多いという特性がございます」「大阪駅、梅田駅から歩いてすぐの立地ということもあり、トレンドに敏感でおしゃれな若い方が多く集まる街でございます」と、まずはユーザーの特色について説明しだす。
サンリオコーナーの向かいにポケモンコーナーを移動させ、ユーザーからも好評を博していた折、たまたまポケモンのワニノコぬいぐるみが品切れになってしまったそう。
その際にドンペンぬいぐるみが偶然同じサイズをしていたため「空いたワニノコの棚をドンペンで埋め、『紛れてるよ〜』とPOPをつけると面白いのではないか」と閃いたことが、ドンペンのポケモン界進出への足掛かりとなったのだ。
ドンペンがポケモンデビュー(?)を果たしたのは7月20日ごろで、売り場からはユーザーの「あ! ドンペンも混じっとる、かわいい!」といった声が聞こえることも多いようだ。
多くのユーザーから「ポケモンセンター級」という高評価を受けるほど、ポケモングッズの品揃えが豊富な梅田本店。そこで同店のバラエティグッズ担当者に、ドンペンがポケモン世界で覚えそうな「わざ」と「とくせい」について尋ねてみると、「ドンペンは平和主義者ですので、戦いには消極的でございますうえ…特にそういった技などはございません」という、なんとも微笑ましい回答が返ってきたではないか。
万が一ドンペンをゲットした際はバトルには参加させず、優しくかわいがってあげてほしい。
【店舗情報】
「ドン・キホーテ 梅田本店」
大阪府大阪市北区小松原町4-16
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)