マスク着用をめぐりキレた保護者が教師に暴行 小学校でのルールが問われる事態に

子供を迎えに行った保護者のひとりが小学校で暴れ、教師の顔面に裂傷ができるほど殴りつけた。

小学校・小学生・学校・マスク

ある女子児童の父親が、校長たちに食ってかかり殴りつけるなどして、けがを負わせた。その経緯、また学校区教育長の主張を、『NBC News』などアメリカのメディアが伝えている。


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■小学校で父親が大暴れ

アメリカ・カリフォルニア州の小学校に、長い夏休みを終えた児童たちが続々と戻ってきた。放課後には保護者たちが迎えに行き、ある女子児童の父親も少し遅れて学校に到着したという。

このとき、父親はマスク未着用の教師数名が職員室にいることを確認。しかし自分の娘と校長はマスクを着けて別のオフィスで待っていたため、血相を変えて怒り始めた。

以前からマスク着用に反対だった父親は「教師はマスクをしていないのに、子供には着用を強いるのか」と校長に詰め寄り、その様子を見て驚いた男性教師が仲裁に入った。

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■教師が殴られ流血

荒れ狂った父親は、止めようとした男性教師を殴りつけた。これにより顔面に裂傷ができた教師は、病院で縫うはめになったという。同区にある学校は州の方針に従い、医療上の理由で免除されている児童以外は、全員がマスクを着用するよう義務付けている。

またマスク未着用だった教師たちについてはワクチンを接種済みで、同州ではそうした者同士ならば接することが許可されている。しかし、父親はこのことを知らなかったようだ。

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■学校はルールに従う立場