尾木ママ、コロナ対策の曖昧さに怒り 「上から目線の矛盾だらけ」
尾木ママがコロナ感染対策の矛盾に怒りをつづる。コメント欄には共感の声が寄せられている。
16日、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が14日に自身のブログを更新。 夏の甲子園の大会運営の新型コロナウイルス対策について怒りをつづった。
■宮崎商業の選手5人が陽性反応
夏の甲子園大会の大会本部によると14日に宮崎商業の選手1人が発熱。15日に病院で新型コロナウイルスの検査を受けたところ、陽性が発覚。その後、地元保健所の要請を受けてチーム関係者35人の検査した結果、16日朝までに4人が陽性反応を示したことがわかった。
5人を含めたチームは、濃厚接触について保健所の判断が出るまで宿舎の個室で待機。大会本部は今後、保健所の判断を待ち、緊急対策本部の会議を開くようだ。
■「上から目線の矛盾だらけ」
尾木ママは「家庭内でも三密避けてマスクだなんて!?」と題してブログを更新。
「学校からの指示だとかーおいおいよく言うよ? と呆れた尾木ママです。まるで政府と同じ上から目線!」としつつ、「9月1日から平常通り学校ははじまる。つまり学校は密。現在は消毒もずさん。修学旅行も予定通りの学校もあるとかー」とこれからはじまる学校生活の不安をつづる。
さらに、甲子園選手の感染発覚に「第一、甲子園開催はまるで感染防止を言いながらオリンピックやったのと同じこと。危惧した通り、感染者が出て試合できるのか保健所と相談するようです」と対応に疑問。
最後には「日本のあちこち上から目線の矛盾だらけ!! 憤慨する尾木ママです」と怒りをあらわに。コロナ感染拡大が急速に進み、対策をより徹底しなければならない時期になっている。しかし、催事が中止にならず、実施されていることに怒りを感じているようだ。
■「矛盾だらけ」に共感の声
矛盾だらけと主張した尾木ママのブログには、「県民には自粛を求めるのに国体は強行するんですよね…示しがつかない」「部活や大会が危険を伴うことが問題視されてないのが不思議です」「家庭で三密を避けるなんて無理ですよ…無茶いわないでほしい」といった共感のコメントが寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)