小児性犯罪者を化学的に去勢 「手術で切断し再犯を防げ」と賛同の声噴出
子供たちを襲ったとして、去勢されることになった受刑者たち。その心境は…。
性犯罪で逮捕された男たちに対し、「服役だけでは再犯は防げない」と考えた当局は、去勢もやむを得ないと判断した。実際に薬で去勢された受刑者たち、そして医療関係者の話を、『Daily Mail Online』などの海外メディアが報じている。
■性犯罪者を去勢処分に
カザフスタンで暮らす複数の受刑者が、化学的に去勢されているという。彼らは小児性愛者で、抵抗しきれない子供たち・未成年に対する性犯罪を起こし、有罪判決を受けている。
定期的に注射で薬物を投与されているこの受刑者たちは、刑期を終えた後も長期間に渡って注射を打たれるとのこと。徹底した再犯防止策に、受刑者たちはさまざまな思いを抱いている。
■弱音・不満を連発も…
テレビで心境を語る機会を与えられた彼らは、それぞれの思いを告白した。
「このような方法は体に悪い」「いずれ健康にも悪影響が出るに決まっています」「こんなことはやめてほしい」と肩を落とす者もいれば、「あのような犯行に及び、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです」「あんな犯罪に走ってはいけないことを、僕の例で示したい」と言う人もいた。
また化学的去勢で性行為ができなくなったことを嘆く者もおり、「有罪だと認めたのに、なぜこんな目にあわされるのか」と悔しそうに語る受刑者も。これらはメディアキャンペーンとして放映されたもので、性犯罪の防止に役立つことを当局は願っているという。