男性の事故死現場で兄と弟も電車にひかれ死亡 3人ともに酒に酔っていた可能性も
わずか1週間ほどのあいだに死亡した、3人の兄弟。この連続事故は、なぜ起きたのか。
愛する家族の死を嘆き、せめて亡くなった場所で祈りを捧げたいと考えた兄弟。しかしそこで起きた事故が原因で、後を追うかのように亡くなってしまったことを、『People』などアメリカのメディアが報じている。
■車と電車の衝突で死亡
アメリカ・ノースカロライナ州シャーロットで暮らしていたバルタザール・タイクイラム・アスさん(27)という男性が、7月26日の晩に車で移動していた。
このとき、バルタザールさんの車は線路に急接近。その地点を通過寸前だった電車の運転手があわてて警笛を鳴らしたが、そのままバルタザールさんの車に衝突してしまった。
この事故で致命傷を負ったバルタザールさんは現場で死亡し、同じ車に乗っていた人物も重傷を負い最寄りの病院に搬送された。
■悲しみに暮れた兄弟
これに衝撃を受けた兄のパブロさん(29)と弟のホゼさん(20)は、バルタザールさんが亡くなった場所に行き追悼することにした。そこで3日にそろって現場に向かい、線路を歩いていたという。
このとき兄弟は持参していた何本ものキャンドルを灯し、バルタザールさんの冥福を祈っていた。そしてどういうわけか、電車が急接近していることに兄弟はまるで気づいていなかったようだ。