デーブ、IOCと組織委に怒り バッハ会長の広島訪問警備費問題で
デーブ・スペクターが、バッハ会長の広島での警備費をめぐり「日帰りツアーで観光させれば」と怒りをあらわに。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが12日、公式ツイッターを更新。IOCのトーマス・バッハ会長が広島を訪問した際の警備費用について、IOCや大会組織委が支払いを拒否したことへの怒りをつづった。
■警備費用379万円を折半
バッハ会長は東京五輪の開幕前、国連総会で採択された「オリンピック休戦期間」に入った7月16日、大会組織委の橋本聖子会長が同行して、広島市の平和記念公園を訪問。原爆慰霊碑に献花を行い、原爆資料館を見学するなどしていた。
その間、約3時間にわたって公園周辺への立ち入りが規制され、警察官による厳戒態勢に加えて、民間の警備会社にも警備が委託された。
広島県と広島市は、この警備にかかった費用379万円について、IOCや組織委に負担するよう求めたものの拒否されたため、県と市で半分ずつ支出することとなった。
■日帰りツアーで観光させれば
デーブは12日、「バッハ会長の広島訪問の警備費、IOCと実行委が支払い拒否→県と市が負担→だったら広島バスの弁当付き日帰りツアーで観光させればよかったのに!」と投稿。普段のようなダジャレを盛り込まない、ストレートなツイートで怒りをあらわにしている。
バッハ会長の広島訪問の警備費、IOCと実行委が支払い拒否、県と市が負担→だったら広島バスの弁当付き日帰りツアーで観光させればよかったのに!
— デーブ・スペクター (@dave_spector) August 12, 2021
■ユーザーからもさまざまな声
ユーザーからも、「払いません!→じゃそこから自分で帰ってください」「弁当も付ける必要なし」との怒りの声や、「時節柄、リモートでやってほしかったですね」などの意見も。その一方で、広島県側がバッハ会長の訪問を働きかけていたとして「自治体の負担は自然なことでは?」との声も。
バッハ会長といえば、五輪閉幕後の今月9日には、東京・銀座を散策して物議をかもしたことから、「銀ブラの買い物代も支払い拒否か」「銀ブラにSPはいらなかった」といったコメントも見受けられた。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)