岡崎体育、ネットの格闘技を曲にしてしまう 「ハイセンスすぎる」と大反響
岡崎体育の新曲「Fight on the Web」は壮絶なレスバトルを描く。こだわりだらけのMVは必見。
ネット上で互いの意見の食い違いから生まれるレスバトル。時折その白熱したバトルが話題に上ることもあるが、そのレスバを取り上げた楽曲が話題となっている。
■「いい曲」vs「くそダセェ」
多くの注目を集めているのがアーティスト・岡崎体育。ネタに振り切った楽曲から、心に染みる楽曲まで無限の振り幅が彼の魅力のひとつだが、5日公開された新曲「Fight on the Web」はいつにも増して絶妙なポイントを攻めている。
MVではとあるバンドの楽曲について意見を述べる二人の男性(いずれも岡崎)が登場。片方が「めちゃくちゃ良い曲だと思う」と絶賛すると、もう一人がそれに対し「マジでくそダセェ 1年いや半年以内に確実に消える」と真っ向から否定する。このやりとりを皮切りに壮絶な戦いが始まるのだ。
■視聴するたびに発見が
ネットにおける「格闘技」と称されるレスバということで、今回のMVはまるで格闘ゲームを彷彿とさせる画面表示がなされている。
画面上部には互いの体力ゲージが現れ、センターにはタイマーも登場。レスで攻撃する際にはしっかりとエフェクトも表示され、攻撃を繰り出すと同時に強力な技を繰り出すためのパワーゲージが蓄積していく。
なお、「怒りに身を任せミスタイピングをしてしまい、すぐさまそれを修正する」など、かなり細かい描写も描かれており、彼の細かいこだわりが感じられる。
■壮絶な戦いの結末は…
MVには「岡崎体育なりに柔らかく表現したインターネットの風刺曲」「この曲ほんとマジで的を得てる」「レスバの内容が妙にリアル(笑)」「すごい。天才だ」「ハイセンスすぎて追いつけねぇ」と絶賛の声が相次いでおり、MVのような争いは発生していない。
互いに相手を倒すために揚げ足を取り合う二人、この無益なバトルの結末は果たして…。なお、ラストには両者を一撃でノックアウトする最強のラスボスも登場するので、ぜひ最後まで視聴してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・ステさん)