玉川徹氏、テレ朝社員らの五輪打ち上げ問題を謝罪 「恥ずべきこと」
テレビ朝日の五輪番組スタッフ宴会問題について、同局の玉川徹氏が生放送で謝罪した。
テレビ朝日の五輪番組を担当した社員らが、閉会式が行われた8日夜に打ち上げを行い、一人が転落により緊急搬送された問題。
批判の声が相次ぐ中、11日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(同系)内にて、同局の玉川徹氏が今回の問題について謝罪した。
■緊急事態宣言下で宴会、救急搬送
報道によると、東京五輪番組を制作した同局のスポーツ局の社員6人と、社外スタッフ4人の計10人が「打ち上げ」と称して宴会を開き、翌9日未明にスタッフの1人が誤ってビル2階から転落し、緊急搬送された。
東京都は緊急事態宣言下であり、同スタッフは社内ルールを無視して宴席を開いたとされ、批判が相次いでいる。
テレビ朝日は、「不要不急の外出の自粛を呼びかける立場にありながら、著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています」とコメントを出した。
■玉川氏が生放送で謝罪
同局社員である玉川氏は、「視聴者の皆様の信頼を損ねたことを謝罪申し上げます。申し訳ありませんでした」と謝罪。
「今回は3つ大きな問題があると考えます。まず1つは緊急事態宣言下で、私たちも番組で行動の自粛を呼びかけてきました。呼びかける立場の社員が10人で集まって酒を飲み宴会をしていたと」と今回の騒動の問題点を挙げていく。