妹を襲った囚人と同房に入った兄が逆上 殴り殺して約25年の実刑判決に
性犯罪者と同房に入れられ、犯行について聞かされた受刑者。そこである事実に気づき、殺意を抱くように…。
■裁判では涙も…
高齢で反撃できない男にパンチを何度も浴びせ、執ように蹴って踏みつけたゴールズビー受刑者。激しい暴行を受けた男は意識を失い、その後に病院に搬送されたが、3日後に死亡した。
この件で3日に裁判を受けたゴールズビー受刑者は、男の遺族に謝罪。しかし途中で涙があふれ、あらかじめ用意してあった文章を読むこともできなくなり、弁護士が代わってそれを読み上げた。
■下された実刑判決
ゴールズビー受刑者は、声明に「このような形で愛する人を失いどんなお気持ちか、僕には想像もできません」「奥様、またご遺族の皆様に、お詫び申し上げます」「心の傷が癒えるよう、願うばかりです」と書き記していたという。
そして有罪判決を受け、懲役298ヶ月、じつに25年近い実刑判決を言い渡された。
受刑者本人は「別の監房に移してほしいとお願いしたのに受け入れられなかった」と話していることから、世間からは「この判決はひどすぎる」「死んで当然の男を殺しただけなのに」という声もあがっている。
なお「『別の監房に入れて』という要求を無視した」とされる刑務官たちは、「ふたりの関係については全く知らなかった」と話している模様だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)