NYC出身・ゆりやんレトリィバァ 奈良県民は「ダサかわいくて憎めない」
奈良出身のゆりやんレトリィバァが「奈良まほろば館」に登場。
■「地元はNYC」
3代目・奈良県住みます芸人も務めていたゆりやんは「地元はNYC…奈良県吉野町です」と挨拶。奈良県のゆるキャラ・せんとくんを引き連れて登場し、「奈良県知事のゆりやんレトリィバァです。奈良の行政改革、それからスマイルバス奈良の運行状況、それから…違うでしょ!」と流れるように喋りだす。
「こちらはきちんとお伝えさせていただきます」と前置きしてから奈良まほろば館のPRをするゆりやんは、小ボケを少しはさみつつも真剣に手元のPR文章を丸読みしていく。
■エッチング幸房ソ・レイユ!!
キャッチコピー「わたしなら奈良」にちなみ、奈良の推しを聞かれたゆりやんは「エッチング幸房ソ・レイユ!!」と叫ぶ。
「実家の親がやってる店の名前」だと明かし、「(親は)18歳からずっと近鉄電車に務めていて。私が中3のときに仕事辞めたいって言い出して。私は嫌やなと…でも自営業になったらお金が家に入ってくるからお金持ちになるよって言われたんです。…余計貧乏になりました」とオープンにまつわる経緯を明かす。
『エッチング幸房ソ・レイユ』という店名についても「思春期だったので“エッチング”がすごく恥ずかしくて。しかも、おっさんのセンスで工房の工を幸せに変えてるんですよ。ソ・レイユに点が入ってるのも嫌なんですけど、フランス語で太陽って意味らしくて…フランスに何のゆかりもあらへんがなって」と散々にけなすゆりやんだが、「めっちゃ恥ずかしいなって思ってたんですけど、最近はギャグとして、技名みたいな感じで言ってます!!」とにっこり。
■奈良県民は…
奈良への愛を溢れさせるゆりやんだが、自営業の親だけでなく、先祖代々奈良に住み続けていたそう。
奈良県民を「みんなおっとりしてます。なんかかわいいんですよね」と表現し、「(私が住んでいた頃は)流行りものとか売ってなくて。ロングマフラーが流行ったとき、ヤンキーはバスタオル巻いてたんですよ。それがめっちゃかわいくて。腰パンして、眉毛なくして、学校で配られたプリントのわら半紙丸めてつり革叩きながら『どっかの学校と抗争起きへんかなー』って。なんか憎めない、かわいい…愛おしい人々やなって常に思います」と熱弁。
「言葉選ばずにいうと、自分も含めてちょっとダサいのがいい。ダサかわいいというか。洗練されてないんですけど、なんか憎めない」と、その良さをアピールする。
■コロナで帰れず
そんな大好きな奈良に、以前は毎月帰っていたものの「コロナ始まってから、1年半以上帰ってなくて…田舎なので、東京から帰ったら迷惑かけるので」と寂しそうに話す。
ダイエットに成功した姿を親に見せれていないといい、「(ダイエット前は)駅まで迎えに来てくれた父親に『でかい!』『狭い!』って言われてたんで、それで実感してくれるかな」と奈良に帰る日を楽しみにしていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)