デーブ・スペクター、五輪開会式に続き閉会式も酷評 「世界の誰もわからない」
東京五輪開会式を酷評したデーブ・スペクターが、閉会式も「世界の誰もわからない。意味不明」などと一刀両断した。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが9日、自身の公式ツイッターを更新。東京オリンピックの開会式に続き、閉会式にも苦言を呈した。
■リアルタイムで皮肉連発
デーブは閉会式開始の午後8時から、式の模様を実況していると思われるツイートを連投。いきなり「五輪閉幕→鎮痛剤が切れました」とお得意のブラックジョークで皮肉り、その後も「せっかく最後なんでお金のことを考えるのは予算か!」などと続けていく。
IOC・バッハ会長がスピーチするタイミングでは、「えらい人の挨拶は2分以内と法律化できないですか?」と名前を伏せつつも揶揄。一連のツイートにはさまざまな意見が寄せられたが、最も多くの反響を集めたのは全てのプログラムが終わった後だった。
■「意味不明」などとバッサリ
全てが終わった頃、デーブは「この上ないセレモニーなんだから、最高の音楽家や舞踊家たちが、言葉や文化を超えた最上のパフォーマンスをすべきなのに」とツイート。
続けて、「バラバラなダンスや、古い海外曲の日本語カバー、日本語の劇とかやっても、世界の誰もわからない。意味不明」とその内容を酷評したのだった。
同ツイートは一連の投稿で最大となる1.1万もの「いいね」を獲得。フォロワーからは「おもてなし、というより おしつけ、に感じた」「あれが日本の演出の最高峰とは思われたくない…」「しかも予算だけはタップリかかっている」など、多くの賛同が寄せられている。
この上ないセレモニーなんだから、最高の音楽家や舞踊家たちが、言葉や文化を超えた最上のパフォーマンスをすべきなのに。バラバラなダンスや、古い海外曲の日本語カバー、日本語の劇とかやっても、世界の誰もわからない。意味不明。オチはありません。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) August 8, 2021
■開会式から一貫して酷評
デーブは開会式の際にも、自身のツイッターへ「7年間準備して、これ?」「テンションが低い」「長い」などと投稿し、リアルタイムで酷評。
コメンテーターを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、「165億円と言われている予算に値するコンテンツと本当に思ってるんですか? って聞きたい」「非常に手抜きですよ、全てが」などとコメントし、厳しい姿勢を示していた。
閉会式にも苦言を呈したことで、一貫して辛口な評価を送ることとなったデーブ。「迷走五輪」とも呼ばれた今大会を鋭く指摘するコメントといえるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)