茂木健一郎氏、首相の原稿読み飛ばしに苦言 「普段の姿勢が問われてる」
平和記念式典での原稿読み飛ばしが物議を醸した首相に対し、脳科学者の茂木健一郎氏が持論を述べている。
■「もうちょっと積極的な取り組みを」
「そういうことを総合的に考えたときに、被爆国である日本の首相としてね、このタイミングで出せるメッセージってあると思うんですよ」と、茂木氏は当事者たる国の責務を訴えかける。
「そのメッセージを十分に練り上げられる、ご自身で考えて、事務方にお任せするだけじゃなくて。ご自身で練り上げられるようなことがあったらば、おそらく原稿を飛ばしてもお気付きになられるんじゃないかと思うし」と続け、首相の姿勢を問うた。
最後も、「むしろ僕は単純な読み飛ばしというよりも、菅さんのそういうところについて、もうちょっと積極的な取り組みをお願いできたらいいなと思います」と求めている。
■首相の読み飛ばしに持論を述べる茂木氏
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)