葬儀中のトラブルで棺から遺体がむきだしに… 遺族が悲しみのなか訴訟

亡くなってしまった大事な人を、立派に見送りたい。そんな遺族の願いはかなわなかった。

■4時間かけて埋葬

棺を手荒に扱ったうえ、遺族に大きなストレスをかけてしまった墓地の職員たち。結局は女性の遺体を別の棺に入れ替え、どうにか埋葬を終えたという。すべてが終わるまでにかかった時間は、なんと4時間。暑いなか様子を見守るはめになり、体調を崩した人もいたと伝えられた。

この日、ある職員は「この区画では、以前にも棺がおさまらないトラブルがあったんです」と遺族にもらしたという。それが事実だとしたら、問題があると知りながら然るべき対処を怠っていたことになる。


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■弁護士も怒り隠せず

この件について遺族側の弁護士がメディアの取材に応じ、「埋葬するのが彼らの仕事です」「きちんと穴を掘るのは基本中の基本でしょう」などとコメント。さらに「ただでさえ悲しみに暮れていた遺族に、さらなるダメージを与えた」とも述べ、怒りをあらわにした。

遺族側は墓地の職員たちを相手取り訴訟を起こしているが、訴えられた側は現時点ではメディアの取材に応じていない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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