カップヌードル、開封した瞬間衝撃走る 想像とは異なる事態に「誰だ…」
『カップヌードル』を購入し開封してみたら…想像とは斜め上の展開が話題になっている。
世の中に存在するカップ麺の中でも、唯一無二の存在感を放つ日清食品の『カップヌードル』。誰しも一度は食べたことがあるであろう人気商品だが、いま「開封時に起きた予想外の出来事」が話題になっている。
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■蓋を開けて衝撃走る
多くの注目を集めているのは、イラストレーター・あさひな。さんのあるツイートで、その投稿には「可愛いねこちゃんが現れる事を期待して開けた私のウキウキを返して欲しい……」とつづられている。
最近『カップヌードル』を購入した人はご存知だと思うが、同商品は6月にフタ止めシールを廃止し「Wタブ」に変更。それに伴い、確率でフタの裏側に「ねこ」のイラストが描かれているため、そのねこの登場を期待していたようだ。
なお、投稿に添えられた画像を見ると、そこにはねこではなく「チベットスナギツネ」のイラストが…。逆に愛おしくも思えるが、確かに「かわいいねこ」を期待していたら、真顔になってしまいそう。
可愛いねこちゃんが現れる事を期待して開けた私のウキウキを返して欲しい…… pic.twitter.com/c1Z9R18Nrd
— あさひな。イラストレーター (@asahina_waki2) July 31, 2021
■「嫌いじゃないけど…」
あさひな。さんの切なさ溢れる投稿は多くの反響を呼び、投稿からわずか数日で14万件を超える「いいね」、3万件を超える「リツイート」を記録した。
なお、本人に話を聞いたところ、「フタが変更されたこと」「ねこのイラストが描いてあること」は事前にニュースで知っていたらしく、「『かわいー!』とツイートするつもり」で購入したのだとか。
期待に胸を膨らませていたことが伺えるが、「フタを開けた瞬間は 『……ん? 誰だ?』でした」と図らずしも真顔モードに。
「チベットスナギツネは元々嫌いではない」とのことだが「やはり、ねこちゃんへの期待が高かった分複雑でした(笑)」と当時の心境を語ってくれた。
■イラストの種類は…
そこで、日清食品ホールディングスの広報担当者にフタのイラストについて話を聞いてみることに。
まず話題となった『カップヌードル』のイラストの種類は「かわいらしい『ネコ』とシークレットキャラクター『チベットスナギツネ』の2種類です」として、「それぞれに3つのコメントを用意していますので、合計で6つのパターンが存在します」との回答を得られた。
なお、チベットスナギツネが出る確率については「6%程度の確率です」とのコメントも見られ、レアキャラと呼ばれるのも伊達ではない確率であることも判明。
5日には『カップヌードル』公式ツイッターも、フタの裏の「チベットスナギツネ」の存在について言及。遭遇率が6%であることを明かし、大きな反響を呼んだ。
すでに発見された方も多いですが、こちら「チベットスナギツネ」といいまして、遭遇率は6%となっております。#チベットスナギツネ #遭遇率6パーセント pic.twitter.com/2orkltCbfM
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) August 5, 2021
■「驚きと楽しみを感じていただきたい」
ちなみに、フタの裏にイラストが描かれた経緯については、「新形状のフタを裏面から見るとネコのように見えたため、『カップヌードル』の様々な取り組みを紹介するキャラクターとしてかわいらしいネコをデザインしました」とのこと。
また、「さらに驚きと楽しみを感じていただきたいと考え、シークレットキャラクターとしてチベットスナギツネをご用意しました」と遊び心がきっかけでチベットスナギツネも用意されただったようだ。
数いる動物の中からチベットスナギツネを選んだ理由は「そのシュールさと愛らしさで 『また会いたい…』と感じてしまう不思議な魅力があったからです」と納得の舞台裏も明かしてくれた。
このことを踏まえてから「チベットスナギツネ」と遭遇したら、むしろラッキーな気分になれるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ステさん)