侍ジャパン、韓国を下して決勝進出 決勝打は山田選手の劇的タイムリー

野球日本代表・侍ジャパンが5-2で韓国を下し、決勝に進出。試合を決めたのは、山田哲人選手の劇的な一打だった。

2021/08/04 23:25

侍ジャパン・山田哲人

東京オリンピックの野球・準決勝が4日に行われ、山田哲人選手の劇的タイムリーにより、侍ジャパンこと日本代表が5-2でみごと勝利。決勝へ駒を進め、これで銀メダル以上が確定した。


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■一進一退の展開

日本は3回裏、ワンナウト2・3塁のチャンスで2番ショートの坂本勇人選手が犠牲フライを放ち、1点を先制。5回裏には3番DHの吉田正尚選手もセンター前へタイムリーを放ち、2-0とリードを広げる。

しかし迎えた6回表、これまで2安打無失点の好投を見せていた先発・山本由伸投手が、先頭から3連打を浴びて1点を返される展開に。その後ワンナウトを取ると岩崎優選手に交代したが、ここでも同点の犠牲フライを許した。

【動画】山田選手の劇的決勝タイムリー

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■満塁の大チャンスで山田選手の打席

ゲームを振り出しに戻された日本だったが、7回と8回は伊藤大海選手が好投。韓国打線をゼロに抑えると、8回裏に勝ち越し劇が訪れた。

日本が際どい判定もあってツーアウト2塁と得点圏にランナーを置くと、韓国は8番サードの村上宗隆選手を申告敬遠し、9番キャッチャー・甲斐拓也選手との勝負を選択。ここで甲斐選手は四球を選び、ノーアウト満塁のビッグチャンスで1番セカンド・山田哲人選手の打席を迎える。

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■あわやホームランの痛烈打