気絶した運転手を救おうと… 車の窓ガラスを叩き割った人たちに称賛広がる
大声を上げながら、ある車に突進した人たち。あおり運転によるトラブルかと思いきや、そうではなかった。
■多くの人が救命劇に感動
この救出に加わった男女はハンマー、ベビーカーなどで窓ガラスを割ろうと尽力。しかし男性のすぐ横の窓ガラスは割れなかったため、後方に回りリアウィンドウを叩き割った。
その後すぐに内側から鍵を開ける一方で、手の空いた人たちは通報。その後も男性に懸命に声をかけ、救急隊が到着するまで寄り添っていたという。
この様子をとらえた動画がインターネットで公開され、一気に拡散。多くの人が「素晴らしい」とコメントし、善意あふれる人たちを称賛している。
■一致団結した人々が救った命
現場にたまたま居合わせ救出活動に加わった牧師は、「見知らぬ人たちが力を合わせる姿を見て、とても嬉しく思いました」とコメント。性別も人種も異なる人たちが一致団結し、見ず知らずの男性を救ったことに、胸を打たれたという。
男性はその後に病院に搬送され、順調に回復していると伝えられた。もし「救おう」という人が誰もいなければ、男性は意識不明のまま重大事故を起こし、死亡していたかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)