パパに抱っこされた幼児が転落死 「エスカレーターでは十分注意を」と警察が注意
楽しいはずの外出先で、ショッキングな事故が発生。小さな男の子が命を落としてしまった。
じっとしていない年頃の息子を連れて外出し、抱っこして移動していた男性。そのとき思いもよらぬ出来事が起き、息子が亡くなってしまったことを、『People』などアメリカのメディアが報じた。
■エスカレーターでの抱っこ
24日のこと、アメリカ・コロラド州オーロラにあるショッピングモールに、小さな息子(2)を連れた男性が姿を現した。しばらくしてエスカレーターに乗ることにした男性は、息子の手を引くのではなく抱っこすることに。
しかし幼い息子はまだ危機感がなかったとみられ、いきなり体を前方に傾けて男性を驚かせた。その直後に息子はバランスを完全に崩し、男性の腕からすべり落ちて2階から1階に転落。大変なスピードで転がり落ち、そのまま意識を失った。
■響き渡った悲鳴
次の瞬間には客の悲鳴がモールに響き、現場は大騒動に。近くの店からも客や店員たちが飛び出し、意識不明の状態で倒れている男の子を目撃したという。
すぐに警官隊と救急隊が現場に駆けつけ、男の子を病院に搬送。医師団もどうにかして救おうと手を尽くしたが、致命傷を負っていたとみられ、事故発生の翌日には死亡を宣告した。
男の子の名前、一緒にいた父親に関する情報は、現時点では全て伏せられている。母親が近くにいたかについても、報道されていない。