橋下徹氏、ワクチンデマ否定の難しさを語る 「デマと言われる情報はもっと…」
ワクチン接種をめぐるデマに関して、橋下徹氏が打ち消すことの難しさを口にした。
元大阪府知事・大阪市長で政治評論家の橋下徹氏が、31日放送の『今田耕司のネタバレMTG』(読売テレビ)に出演。ネット上に広がる“ワクチンデマ”について、誤情報を打ち消すことの難しさを語った。
■拡散されているワクチンデマ
番組は若者がワクチン接種に消極的だとの話題を取り上げ、その要因のひとつに、不妊や数十年後の異変といった心配があることを紹介。自身も娘を持つ橋下氏は、「子宮に影響があるっていうのが、医療従事者を騙る人がすごい(SNSで)言ってたりとか」と実体験を語っていく。
さらには、「で、これを『お父さんそれは、50年後絶対に大丈夫ってこと保証できんの?』って言われて。俺そんなワクチンの専門家じゃないし…」と苦笑い。「これが今すごい浸透してる」と続け、不安を払拭する難しさを語っていった。
■官邸はデマを否定
ここで橋下氏は、「子宮に影響するって僕はデマだと思ってるんですけど、これが広まったときに、首相官邸が打ち消しの情報提供やったんですよ」と公的機関が直々に否定したことに言及。
画面にも、「米国では、10万人以上の妊婦が #新型コロナワクチン を接種しています。mRNAワクチンが、胎児や出産、生殖器に悪影響を及ぼす報告はありません」との官邸公式ツイッターが発したツイートが紹介される。