80年代に大ヒット『男女7人夏物語』配信が決定 35年前の恋愛模様とは
明石家さんまと大竹しのぶの共演で人気を博した『男女7人夏物語』の配信が決定。世代によって違う楽しみ方も。
1980年代に大ヒットしたTBS系ドラマ『男女7人夏物語』が、8月2日(月)午前11時より、動画配信サービス・Paraviで配信されることが決まった。
■トレンディドラマの元祖
1986年7月クールに放送された同ドラマは、明石家さんまと大竹しのぶが共演。最高視聴率31.7%を記録するなど一大ブームを巻き起こし、トレンディドラマの元祖ともいわれる傑作として知られる(視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)。
タイトルにもある「男女7人」は、大学の同級生で会社員の男性3人と、自動車メーカーのイメージガールの同期生の女性4人のこと。
さんま、大竹のほか、片岡鶴太郎、奥田瑛二、池上季実子、賀来千香子、小川みどりという個性的なメンバーが顔をそろえた。
■漫才のようなかけ合い
物語は、さんまが演じるツアーコンダクター・今井良介がある朝、自分の部屋で見知らぬ女性・神崎桃子(大竹)と一緒に寝ていたことに気づくところから始まる。結婚適齢期に差しかかりつつ、青春の名残を捨てきれない7人が繰り広げる恋愛模様が描かれていく。
のちに結婚することになった、さんまと大竹の漫才のようなテンポの良いかけ合いや、お笑い芸人として人気を博していた片岡のシリアスな演技も見どころとなる。
■携帯電話のない時代
脚本は、社会現象を巻き起こしたドラマ『金曜日の妻たちへ』などで知られる鎌田敏夫氏が手がけ、石井明美による主題歌『CHA-CHA-CHA』も大ヒットした。
35年前の携帯電話もない時代に、都会に暮らす男女がどのように連絡を取りあい、どんな恋愛をしていたのか。当時を懐かしんだり、現代と比べたりと、さまざまな世代がそれぞれの見方で楽しむことができそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)