「よそで死なせろ」と隣人の暴言を浴びても… 急病人を救った男性に称賛の声

優しい隣人と、冷酷な隣人…。死にかけた男性は前者に救われ、妻が待つ家に帰ることができた。

発作・急病・車・運転

運転中だったにもかかわらず、激しいけいれん発作を起こした男性。その様子をたまたま見かけた善良な人物が救おうとしたが、心無い隣人は協力するどころか「ここで死なせるんじゃねえ、失せろ」などと怒鳴るばかりだった。

それでもあきらめず男性を見事に救うまでの一部始終を、『NBC News』などアメリカのメディアが報じている。


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■運転中の男性に異変

つい先日のこと、アメリカ・フロリダ州で暮らすトニーさんは徒歩で職場に向かっていた。しかしその途中、すぐそばをゆっくりと走行中の車の中で、近所で暮らす男性がハンドルを握ったまま苦しんでいることに気づいた。

「運転席で、けいれん発作を起こしている…」。トニーさんは進み続ける車に手をかけたが、車は止まるどころかトニーさんの足をひいてそのまま前進。たまたま分厚いブーツをはいていたため、無事だったという。

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■車のドアはどうしても開かず…

発作を起こした男性の車はゆっくりと進み続け、そのまま他人の自宅敷地に侵入。家の前方にある庭につっこみ、ようやく停止した。

そこでトニーさんは男性を車の外に出そうとしたが、ロックがかかっており断念。窓も完全に閉まっていたため大いに焦り、「助けてくれ」と大声で叫び隣人が出てくることを願った。

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■「よそで死なせろ」という怒声