警察の拷問に耐えかね虚偽自白 殺人犯として投獄された男性が21年を経て釈放
いきなりパトカーに乗せられ、無理やり署へ…。冤罪で逮捕された男性が、おぞましい経験をした。
■悲劇を経て自由の身に
獄中生活が始まって21年。そのあいだに、実子を含む家族数名が他界してしまった。希望を失った男性は、「いっそ拷問室で死にたい」と願ったこともあったという。
だが死んだはずの被害者が外国にいるといった情報が政治家や活動家たちにも伝わり、彼らの一部が男性の即時釈放を求めてハンガーストライキを実施。それもあり司法委員たちが同ケースを徹底的に見直し、男性の釈放をようやく認めた。
■厳しい状況はこれからも…
やっと自由を取り戻した男性だが、まだ問題は山積みだ。改めて仕事を見つけて再出発を目指す必要があるが、“前科”の記録が残っているため「しばらくは就職も困難でしょう」と男性はコメントしている。
本件について「多額の生命保険金を狙った“被害者”の家族が殺人事件をでっちあげ、当局に儲け話を持ちかけて無実の男性を逮捕させた」と報じているメディアもあるが、事実がどうであれ、男性の21年間はもう戻ってこない。当局は、まだ男性に謝罪すらしていないという。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)