5年にわたり父親の性的虐待を受けた娘 継父の告発でようやく事件が明るみに
10歳の頃から、約5年。実父に虐待され苦しんだ少女が、母親の再婚相手である継父に事実を伝えた。
■継父の正義感
2017年11月、継父が「お父さんと何かあったのかい?」と声をかけたところ、少女はようやく隠していた暗い過去について告白した。
継父は壮絶な内容に驚き、すぐに通報する方向で話を進めることを決意。少女の母親にも相談し、虐待に関する話を聞いた11月中に被害届を提出した。
■下された実刑判決
この件で裁判を受けた実父は、「うちの娘は彼氏と寝ているのです」「それに僕が気づいたせいで、(あたかも僕が虐待者であるかのように)仕立て上げられました」などとムチャクチャな言い訳を連発。
さらに「別れた女房の影響を受けて、娘はこんな話をでっち上げたんです」とも話したが、そのせいで「まるで反省していない」と判断され、懲役29年の実刑判決と24回のむち打ち刑を言い渡された。
つらすぎる経験をした娘は、現在20歳になっているという。幸せで明るい未来が待っているよう、願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)