TBS『戦後76年プロジェクト』特別番組で 終戦の日につなぐ「反戦への思い」
絵本『へいわとせんそう』をモチーフに、戦争の遺物を通して関口宏らキャスターが、戦争の恐ろしさや平和の尊さについて考えていく。
■世代を超えてつなぐ反戦への思い
また、小川キャスターと井上キャスターは、取材現場で戦争体験者の証言にも耳を傾け、罪のない市民を巻き込む戦争の恐ろしさや、平和の尊さ、反戦の思いを未来にどうつなぐのか、世代を超えて専門家やゲストとともに考えていく。
今回のゲストの1人、モデルでタレントのりゅうちぇるは沖縄県出身で、毎年6月23日の「沖縄慰霊の日」には125万人を超えるツイッターのフォロワーに平和の尊さを訴えている。
■「鉄血勤皇隊」の少年がしたためた遺書
彼が決まって使う言葉は「うーとーとー」。手を合わせて祈る、という沖縄の言葉だ。祖母が集団自決を逃れてきたという事実が、そんな彼の姿勢に大きな影響を与えているのだという。
同番組ではりゅうちぇると祖母の足跡をたどるとともに、「鉄血勤皇隊」として動員された16歳の少年がしたためた遺書などから“ありったけの地獄を集めた”と言われる沖縄戦の実像に迫る。
『戦後76年「つなぐ、つながる」SPへいわとせんそう~戦場からのメッセージ~』(TBS系)は8月15日午後3時30分より放送。
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(文/しらべぇ編集部・ゆきのすけ)