石垣島の保護猫がドライブに興味津々 「遠くをみつめる視線がかわいい」
「ララの心情はわからないが、好奇心が強いことは感じている」と飼い主。
2021/07/28 12:30
石垣島は、沖縄本島那覇から南西へ約410km(那覇空港から飛行機で1時間)の東シナ海に浮かぶ八重山諸島の主島。県内で3番目に大きな島で南国特有の温暖な亜熱帯海洋性気候と、透明度の高い海が魅力だ。そこに住むかわいい保護猫が話題を呼んでいる。
画像をもっと見る
■生後まもなく保護
ララは石垣島で生まれ、生後まもなく保護された猫。最初の飼い主のもとでは、ほぼ放し飼い状態で、人通りの少ないサトウキビ畑から近くの海岸までを自由に散歩していたそうだ。最初の飼い主が入院したため、交流があった現在の夫婦が引き取った。
そこからは完全室内飼いになったため、ララが外に出たがるようになり、天気の良い朝などに散歩に連れ出すように。また、入院中の元飼い主に報告するため、写真や動画を撮るようになったという。
■好奇心旺盛
ララがドライブ中、外をみつめる様子が印象的だが、この光景について「ララの心情はわからないが、好奇心が強いことは感じている」と飼い主。また、「ネコは一般的には自分の縄張りのみをパトロールや監視するようだが、ララは初めての場所でもどんどん進んでいく」と話す。
景色の良い場所では、人間のようにぼーっと風景を眺めていることが良くあるそうだ。
■自由を感じてもらえるように
散歩の際には、ララの負担にならないようにとても気をつけているという。サイズのあったハーネスやリードを着用し、またララは知らない人への警戒心が強いため、人のいない時間帯や場所を選んでいるそうだ。
さらにララ自身が進みたい方向やスピードにできるだけあわせて、自由を感じてもらえるように行動。なお、飼い主は「猫それぞれに向き、不向きがあるため、簡単に真似しないでほしい」と話す。