コロナ陽性を隠すため陰性の妻に扮し飛行機に 身勝手すぎる男を起訴へ
「どうしても飛行機で移動したい」。そう考えた新型コロナ陽性の男が、あまりにも自己中心的な行動に出た。
■検査で暴かれた真相
空港当局がその場でさっそく男性の新型コロナウイルス検査を実施したところ、結果はやはり陽性。すぐに救急車を手配し男を自宅に搬送し、自己隔離するよう指示したという。
男は今後しばらくは当局職員の監視下で隔離生活を送るというが、起訴は免れないとみられている。男と同じ飛行機を利用した客と乗務員、また搭乗前後に接触した人たちが感染したかについては報じられていない。
■実刑判決を受けたケースも
コロナ感染が明らかになっても入院や隔離生活を拒否する人たちがおり、過去には香港の病院から60代の患者が逃げ出したケースも大きく報じられた。そちらは「身勝手にもほどがある」「人々を感染のリスクにさらした」と判断され、懲役4ヶ月の実刑判決を下されたという。
感染しても症状が軽い人・出ない人もいれば、重症化して亡くなる人もいる。男の行動は、あまりにも無責任で自己中心的だった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)