かまいたち濱家、小林賢太郎氏の騒動で学んだこと 「言葉に重さがある」の声も
『ワイドナショー』に出演の濱家。小林賢太郎氏の一件を通して、同じ芸人という立場から語った。
25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、東京五輪・開会式担当者の辞任・解任劇が話題に。かまいたち・濱家隆一のコメントが、ネット上に反響を呼んでいる。
■同じ「芸人」として注目
障害者への壮絶なイジメが発覚したことで音楽責任者を辞任するにいたった小山田圭吾氏、33回の逮捕歴を自慢していたなどして大ひんしゅくを買い、文化プログラムへの辞退を表明した絵本作家ののぶみ氏、そして直近の小林賢太郎氏の一件へとつづく。
お笑いコンビ「ラーメンズ」時代に、ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をギャグにしていたことが動画で発覚したため、大会直前にショーディレクターを解任されることとなり、こちらは世界中から大きな注目を集めた。
今回番組では、これら一連の騒動をテーマとして扱うことに。休みを取っている松本人志の代役として出演した濱家のコメントに、視聴者の注目が集まった。
■小林氏の一件で学んだこと
辞任・解任劇のなかでも、とくに小林氏の一件について「(問題となった)言葉は絶対言っちゃダメ」と前置きしつつ、「僕自身もそうなんですけど、所詮芸人やな、ということを自分の中でもっかい思わなあかんな」と感じたとコメント。
現在活躍の場が増え、お笑い以外の仕事も依頼されるようになったタイミングでの小林氏の一件だったため、「自分の本質を見極めてないと、なんか勘違いしてしまうこととか、見えなくなる部分がちょっと出てくる」「自分としての勉強(学んだこと)はそこかな」と思ったそうだ。
■「そのとおりだと思う」
この濱家のコメントを受け、視聴者からは「同じ芸人だからか、言葉に重さがある」「実際そのとおりだと思う。芸人に綺麗さを求める仕事が増えすぎた、という背景もある」「芸人側が仕事の線引きをしなきゃいけない時代になっている」といった声が。
一方で、小林氏本人、また解任それ自体への言及がなかったことに対する不満の声も、一部では見られた。
開会式が終わってもなお、さまざまなところで議論が起こっているこの問題。同じ芸人という立場だからこそ、騒動に対する見方や角度も少し異なってくるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)