尾木ママ、森元首相の『名誉最高顧問』就任報道に苦言 「なんて古風な発想」
教育評論家の尾木直樹氏が森元首相の名誉最高顧問就任報道に「肩書き与えようとする発想は古風」とコメント。
■トラブル続きの東京五輪
今年に入って東京五輪に関するトラブルが続いている。森元首相の女性蔑視発言による辞任、五輪開会式の音楽担当だった小山田圭吾氏の「いじめ記事」掲載による炎上、さらには先日のクリエイティブディレクター小林賢太郎氏の解任などトラブルが収まる気配はない。
そして23日、五輪組織委員会が森元首相の『名誉最高顧問』就任案を検討していると話題になっている。
■酷いスポーツ文化レベル
森元首相の『名誉最高顧問』就任案を受けて尾木ママは、「今の橋本新会長や理事会に女性進出した貢献なら理解出来ますが、トラブル続出の今、『接待役』として肩書きが必要だからと急いで肩書き与えようとする発想は、なんて古風」と苦言を呈した。
ブログ末尾には「酷いスポーツ文化レベル」という一文を添えて投稿を締めくくっている。
■就任案検討に否定的な声
ブログ読者からは「ほんとに、ありえません」「マジっすか!?唖然、呆然、失望だらけ」「森さんだけは特別なんてダメでしょ」と名誉最高顧問就任案に対して否定的なコメントが寄せられる。
東京五輪の開会式は、本日午後8時から行われる。世界の目が日本に向けられる中、こういったトラブルが続いてしまうというのは残念でならない。
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(文/しらべぇ編集部・三黒いつき)