14歳で身長226センチの無敵バスケ選手が中国に 「第二のヤオ・ミン」と期待も
ネット上では「これじゃ一方的な勝利。試合としては公平さに欠ける」という声も。
14歳にして身長が226cmある少女が今、中国で大きな話題になっている。好きなスポーツはバスケットボール。試合に出るたびに大量の得点を挙げ、リバウンドでも無敵であることを同国の『捜狐』や『環球時報』などが伝えている。
■1試合で42得点も
話題の少女は山東省に暮らす張子玉(张子玉=Zhang Ziyu)さん。先に湖北省荊州市(けいしゅうし)で行われたバスケットボールU15トーナメントでは、42得点、25リバウンド、6ブロックと大きな活躍を見せ、所属する山東西王チームを勝利に導いた。
あまりの強さと整列した際の飛び抜けた背の高さに、張さんの話題はあっという間に世界に広まっている。
■両親ともプロバスケの選手
張さんの長身には「なるほど」と思わせる十分な理由があった。両親はともにプロバスケットボール選手だったといい、身長も中国人としてはかなり高く、父親が213cm、母親が198cmもあるという。
そんな両親の遺伝子を受け継いだようで、張さんは小学1年生にして身長が160cm、卒業するころには210cmを超えていたそうだ。
■第二のヤオ・ミン選手?
そんな張さんについて、中国の人々は「将来は姚明(ヤオ・ミン)のように活躍することだろう」と大騒ぎ。アメリカに渡ってプロバスケットNBAで大活躍し、2016年に殿堂入りを果たしたヤオ・ミンさん(40)は、中国のスポーツ界が生んだヒーローの1人だ。
アメリカでも、「中国で7フィート4インチの少女がコートで大暴れ」と伝えるメディアが現れている。今のうちから、注目しておくべき有望株と言えるだろう。
■「将来はじつに有望」
この少女に関し、中国版Twitter『Weibo』では専門家も加わって大きな話題になっているが、彼らが注目するのは身長ばかりではない。
張さんはバスケットボールのセンスを両親からそのまま譲り受け、まだ14歳で伸びしろがいっぱいある。さらに両親の人脈もあり、特に優れたコーチがつく可能性もある。これらは何よりの強みであり、順調に行けば、必ずや明るい未来を手にするだろうという。
ただし、あまりの体格差に、一部からは「一方的な勝利で公平とは言えない」という批判めいた声もあがっている。
A 2.26-meter tall Chinese girl’s dominant performance during the women’s final in China’s U15 National Basketball League drew anticipation from netizens who expect her to become the next Chinese basketball superstar, like #YaoMing. https://t.co/Snc8HKManj pic.twitter.com/h4v2tSclMj
— Global Times (@globaltimesnews) July 15, 2021
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)