薬を嫌がる我が子、見違える変化が… 「母の愛」感じる素敵なテクニックが話題
子供が苦手な粉末薬。どうにかして飲んでくれないかと、悪戦苦闘した経験のある親は多いことだろう。
■飲ませるまでの「ひと芝居」がかわいすぎる
今回の取材を快諾してくれたマルさん。あるとき、風邪をひいた1歳10ヶ月になる双子がどうしても薬を飲んでくれず、薬をゼリーに混ぜたりとあらゆる手を尽くしたが、吐き出してしまったり、飲んだ後で嘔吐してしまったりと、かなり苦労していたようだ。
そんな折、薬剤師の友人に相談したところ「ビスコのクリームに混ぜて再びサンドするとビスケットに隠れて粉薬が見えないし、ビスコは味がしっかりしてるので、意外と子供も薬と一緒に食べてくれる」というアドバイスが。
そこでまず、4歳の長女に通常のビスコを与え、「お姉ちゃん美味しいおやつ食べてるけど、一緒に食べる〜?」 と、ビスコを美味しそうに食べている姉の姿を見せつつ、双子には風邪薬をミックスさせたビスコを手渡していたそう。
なんとも微笑ましい「ひと芝居」だが、子を思う親の気持ちを考えると、胸が無性に熱くなってくるのは記者だけではないだろう。
■双子のリアクションも最高だった
ちなみにビスコを受け取った双子の反応はというと、「片方の子は不思議そうな表情をしていましたが、半分以上食べてくれました」「もう片方の子は、美味しさのあまりお代わりを要求してくるほどでした」とのことで、ビスコが大いに気に入った様子。
友人秘伝のテクニックを見事ものにしたマルさんは、「幼児に薬を飲ませるのは、とても大変な作業だと思います。 まして体調が悪くて機嫌も悪い子供に飲ませるのは本当に大変です」「この方法が、少しでも世の親御さんのお役に立てれば幸いです」と、自身の経験を振り返りつつ、これまでの苦労を語ってくれた。
カプセル薬や錠剤と比べて粉薬はクセが強いため、飲むのを嫌がる子供たちはとても多いことだろう。どうしても飲んでくれない我が子に頭を抱えている人は、長年愛されているお菓子を活用したテクニックを、ぜひ試してみてほしい。
・合わせて読みたい→1歳4ヶ月の娘、レントゲンを撮ると… 「かわいすぎる」検査結果に反響相次ぐ
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)