反抗期の娘に「苦労から学べ」 無人島生活を強いた両親の教育に注目集まる
両親が荒れる娘を連れて行ったのは、ひとけのない島。そこで娘は初めて苦労を経験した。
おだててみても、厳しく叱ってみても、なかなか親の気持ちを理解しない反抗期の子供たち。ある両親が娘の様子を見かねてある思い切った行動に出たことを、『The Sun』など海外のメディアが伝えている。
■荒れる娘に困った両親
中国で暮らすある両親が、なかなか言うことを聞かない反抗期の娘(13)に手をやいていた。2020年9月になると学校にはまったく通わなくなり、ついには一日中部屋にこもり、時間を無駄にするようになったからだ。
ひたすら荒れ、勉強もしない娘の様子に両親は胸を痛め、「ウチの子は可能性を無駄にしている」と思い悩むようになった。
■いざ無人島へ
「うちの娘は、心理的な問題を抱えている…」と確信しつつも、両親は良い方法を模索し続けた。そして「極限状態で苦労させてみよう」「そうすれば自分のポテンシャルに気づくかもしれない」と思い立った。
そこでさっそくサバイバルの専門家を雇い、遠く離れた無人島へ送り込むことに。何不自由ない暮らししか知らない娘にとって、苦労が学びにつながると信じた末の決断だった。